第2章 拍を操る
スウィング:位置をずらす
日本でギター教室を運営する講師が書いています。 公開日 2026年10月2日
スウィングは、拍目ではなく拍の内側の位置を後ろへずらすものです。以下の図は1拍を12の目盛りに区切り、音が鳴る位置に●を置いています(右端の●は次の拍目)。基本分割と足踏みでとるグルーブは「体で拍をとる」で扱いました。
1/2のスウィング(拍の中間点をずらす)
拍目と、拍の中間点(1/2の点)にタイミングを置いたグルーブから、その中間点を後ろにずらしたものです。
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どこまでずらすかは、楽曲やそのときの演奏の方向性で決めます。中間点から遠ざかるほど、「重くスウィングする」と表現されます。一般には拍目から2/3の位置にずらすことが多く、基本分割1/3のグルーブとの相性が良いため、両者を区別せずに演奏されることも多いです。類義語として、シャッフルやバウンスも使われます。
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1/4、3/4のスウィング(1/4、3/4の点をずらす)
拍目、1/2の点、1/4と3/4の点にタイミングを置いたグルーブから、1/2の点は動かさず、1/4と3/4の点を同じ量だけ後ろにずらしたものです。多くの場合、1/4の点は1/3(2/6)の点に、3/4の点は5/6の点にずらします。
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ずらした1/4の点は基本分割1/3の点と重なります。しかし、5/6の点があることと、中間点が動かないことから、基本分割1/3のグルーブとはなじみにくく、別のものと考えます。いわゆる「跳ねた16ビート」で、ハーフタイム・シャッフルと呼ばれるグルーブなどに使われます。
これらが何のためかは、こちらに書いています: パルスとパターン——メトロノームは足場にすぎない